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限定性と修正性は動詞の性質を示す用語である。言語の特徴を探る手掛かりとなる。簡単な内容は表1に記載

表 1 限定性 修正性
格の指定 未定義 文脈依存
修飾 必須 任意
抽象度

限定性 編集

動詞に含まれる項が未定義で指定することで文章を構成する性質である。また、動詞そのものの意味以外を持たず文脈にあまり依存しない。

この動詞が多い言語としては英語が該当し、例えば「読む」という意味の "read" という単語は必ず誰(主語)と何(目的語)の二つが必要になる。これは前の文の影響を受けないため前の文で出てきたものは代名詞などを用いて参照しなくてはならない。

修正性 編集

動詞に含まれる項が予め定められていてそれらに上書きすることで文章を構成する性質である。動詞の項が文脈の影響を受けやすい。

この動詞が多い言語としては日本語が該当し、例えば「読む」という単語はそれだけである程度の予想が付き、相手に報告をする場合であれば主語には「私」が入り、相手に提案をする場合は「貴方」が入ることが想像できる。また、その読む人が小説が好きなら目的語には「小説」が入り、そもそも本を読むのが好きでない場合は「面白くなさそうなもの」が入ることが想像できる。